今回のリノベーションでの失敗点の一つは、エアコン関係です。
結論的に、エアコンに化粧カバーをつけたい場合、エアコン取付業者には早めに意見を聞いて、エアコンの取付位置、コンセントの場所等を設計・施工段階から調整することをお勧めします。
エアコンは、リノベーション会社、電気工事屋、エアコン取付業者と少なくとも3者が関わるところで、お互いに連携が十分であれば失敗がないかもしれません。しかし、リノベーションが終わった後に自分で家電量販店でエアコンを注文する方も多いのではないでしょうか。しかしその場合、エアコン取付業者の人に言わせると、「なかなかそこまで考えてある物件は少ない」とおっしゃっていました。
実は、リノベーションにあたり、色々なサイト・ブログを見ている中で、こだわりのポイントとして「エアコンのコンセントの位置を目立たない場所にすること」が挙げられていて、私もそれは意識していました。しかし検討が不十分だと「コンセントの位置を目立たない場所にしたせいで、エアコン配管の化粧カバーをつけることが出来ない」なんてことが起こりえます。
まず、マンションの場合、壁に勝手に穴を開けることができないため、決まった位置にあるエアコン配管口を使うことになります。そして、エアコンの配管ですが、意外と太かったり曲げることが難しかったり、また、ある程度の勾配が必要だったりします。そのため、「エアコンは、なんとなくこのあたりで良いか」と考えていたのですが、実際エアコン取付業者が施工するときになって「この場所では化粧カバーをつけるのが難しい。コンセントの位置があと数センチ違ったらつけられたのに」といわれてしまいました。せっかくこだわってリノベーションしたのに、「化粧カバーがないテープ巻きのエアコンの配管をつけるしかない」ことに愕然としました。
また、リビングは業者に化粧カバーをなんとかつけてもらえたものの、カーテンレールに干渉してしまい、見た目も微妙な形となってしまいました。
なお、テープ巻きとなった配管部分については、後日、DIYで化粧カバーを後付けしました。
私の失敗からいえることは
マンションの場合、ただ単に「エアコンのコンセントは目立たない位置に」と要望するのではなく、エアコンの取付位置、配管、コンセント位置について、関連する業者も含めて詳細に検討すべき
です。
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